中国選手団が謝罪、同情の声も バドミント

ロンドン五輪の女子バドミントンで、負けを狙った「無気力試合」をしたとして4組8人が失格になった問題で、バドミントンの中国代表団は2日、役員や選手に謝罪させた. 世論も「失格やむなし」の声が優勢だが、「ルールが悪い」と選手らに同情的な声も根強い. 国営新華社通信は2日、中国代表団スポークスマンの「選手の行為は確かに五輪の精神に背いていた. 代表団は役員と選手に厳しい批判と教育を行い、深い反省と公開の謝罪を求めた」との発言を配信. 前回夏季五輪開催国のイメージを損なう事態だけに速やかな火消しを図った. 失格になった1人、于洋選手は中国版ツイッター「微博」で1日夜、「さよなら愛するバドミントン」と投稿、現役引退を表明した. マーキュリアル ヴェイパー 7 岡田副総理、大連立「将来の選択肢、今の実 世論も沸騰した. 中国版ツイッターの調査では、2日夕現在、失格を支持する人が46%に達した一方、「競技ルールには背いていない」と反対の人も27%いた. 中国中央テレビの人気キャスター白岩松氏は、ロンドンからの中継で「国際オリンピック委員会の老人が決めた荒唐無稽なルールの責任を選手に負わせるのは不合理だ」と言い切った. (北京=林望).